Release: 2021/10/09 Update: 2021/10/15
猫に社会化を学習させる方法とは?
初めて仔猫を迎えたら、社会化する学習をさせましょう。
猫は生後3ヶ月までが、社会性を身に着ける時期だといわれています。

母猫から離す時期

猫を母猫のもとからもらってくるのは生後7週間後以降がベストだといえます。
生まれて間もなくは母猫が初乳をあげ、お尻をなめて排せつを促し、毛づくろいをおこなうなど実にかいがいしくお世話します。
同時に仔猫がは兄弟猫とのふれあいで社会性も学びます。
こうした時期に母猫や兄弟猫から引き離すと、人やほかの猫と仲良くやっていけない猫になってしまうんです。
しかし、予期せず生後60日未満の仔猫を拾ったときは、まずは迷わず獣医さんの診察を受けてください。
そのまま飼うのであればミルクや排せつ、体温調整の仕方など適切な指導を受けましょう。
素人判断で、人間用の牛乳をあげたり、人の食べ物を与えたりしてはいけません。
人間用の牛乳を消化できずに下痢して体調を崩す猫ちゃんもいますので、要注意ですね!

新しい家族の家ですること

生後2ヶ月の猫の赤ちゃんがやってきたとすると、社会性を身に着けるまであと1ヶ月ほどです。
その1ヶ月の間に色々と体験させましょう。とはいえ、私たちの生活を激変させることはないんですよ。
生活音を聞かせるにゃ!
人と一緒に暮らしていると聞こえる音がありますよね。
テレビやラジオの音、洗濯機の音、掃除機の音、炊事する音、外の工事の音や車の走る音、子供たちの声などの生活音のことです。
音に敏感な猫ですが、防音室のように全く無音の状態で育てる必要はありません。
そもそも防音室のあるお宅が少ないと思いますが(笑)
こういう生活音を普段から聞かせることで、極端に憶病な猫になることはありません。
大きな音を立てたり大声をあげるとびっくりしますが、普通に生活していくうえで極度にこれらの音を遮断する必要はないんです。
家族以外の人に触ってもらうにゃ!
人間と一緒の生活して「人は怖くない」「人は可愛がってくれる」という社会性を身につけさせます。
お客さんが来た時や獣医さんに診てもらうときに、人を怖がらないようにするために大切なことですね。
初対面の人に慣らすには、コツがあります。
①いきなり触らない
②じっと見つめない
③指を差し出して、猫が鼻先をつけてくれるのを待つ
④おもちゃで遊ぶ
このようにして徐々に猫との距離を縮めていけば、仲良くなれるんですよ=^_^=
動物病院に慣れさせるにゃ!
病気やけがの時だけでなく、爪切りや予防接種の時など今後、お世話になるのが動物病院。
診察台の上で暴れて獣医さんを引っ掻いたり噛んだりしないよう、動物病院に行くことを鳴らしておくのは大切なことです。
獣医さんに触ってもらってもおびえないようにするためにも、飼い主さんやその家族以外の人に触られることに慣れるようにしましょう。
診察が終わったときや帰宅したときにご褒美としておやつをあげる
と「動物病院に行くといいことがある」と記憶してくれる可能性大です!
お手入れされることに慣れさせるにゃ!
爪切り、ブラッシング、シャンプー、歯磨きなど、いろいろとお手入れしなければならなくなります。
爪切りをして室内での事故(爪がカーペットやカーテンに引っかかるなど)を防ぐ、ブラッシングで毛玉が出来ることを予防し血行を良くする、シャンプーで被毛や皮膚を清潔に保つなど、お手入れには猫の健康を保つために必要なことです。
また、顔や体全体を触ることができれば、病気やけがの発見が出来ることもありますよね。
一度に全部は難しいでしょうが、一つ一つ慣らしていくことをおすすめします。
まずは顔周りや口、おなかなどに触られることに慣れさせましょうね。
車に慣れさせるにゃ!
病院に行ったりするときに車を利用することがありますよね。
長時間のドライブは車酔いすることがありますから、最初は短いドライブから経験させましょう。
車に乗せるときには安全のため、必ずキャリーケースに入れ、飼い主さんが時々声をかけて安心させます。
一人で運転するときは難しいでしょうが、同乗者がいるときは同乗者とキャリーケースを後部座席に乗せて、声を掛けたりキャリーケースに手を置くと猫も安心します。
子供がいたら猫の接し方を教えておいてにゃ
子供って動物が好きですよね。
犬でも猫でもハムスターでも小鳥でも、家に来ると大喜びします。
ここで気を付けたいことがあります。
猫が来た時に大声をあげないようにすることなんです。
猫の聴力は人の6倍とも10倍ともいわれています。
そんなに耳のいい猫ですから子供が「キャーキャー」いって大騒ぎするとびっくりしてストレスになります。
子供には「猫ちゃんがびっくりするとかわいそうだから、静かにお話ししようね」「尻尾をつかむと痛いからやめよう」などと言い聞かせてあげてくださいね。
騒ぎ声も苦手ですが、猫は急に触られたり尻尾をつかまれると恐怖を感じます。
猫を撫でるときは声を掛けながら(やさしく名前を呼びながら)触るようにしてください。
子供さんは猫の尻尾が面白くてついつい引っ張ったりしますが、これも何度も何度も繰り返して辞めさせるようにしましょう。
甘噛みしたら無視にゃ!
仔猫があたらしい環境や飼い主さんに慣れてくると、じゃれて甘噛みしたりします。
本気で噛むわけではないですが、猫の歯は尖っていますから、結構、痛いんですね.
このとき、叱ったり、大きな声を出したりオーバーに痛がったりすると猫は「あそんでもらった」と勘違いして、ますます甘噛みするようになります。
甘噛みされたときはその場からすっといなくなり、猫を無視するようにします。
かまってもらえなくなるので猫は「嚙んではいけない」と学習するわけですね!

まとめ

猫が問題行動を起こさないよう、仲良く暮らすにはやはり社会性を身に着けてもらわなくてはなりません。
噛み癖や引っ掻き癖が治らないと、飼い主さんとの関係性も悪くなりますよね。
また、社会性を学ばせるためにまずは「危ないものは片づけておいて」ということです。

猫は好奇心の強い動物です。
仔猫の頃は見るものすべてが珍しくて、触ったり口に入れたりします。
猫に壊されたくないもの、触ると危険なものはあらかじめ、猫が入れない部屋や押し入れなどにしまっておきましょう。

猫が過敏を倒したり、高い所からものを落とした時に叱るのはよくありません。
これらの行動は猫の本能でやることなので、叱られると飼い主さんを警戒するようになります。
猫の上手な叱り方はコチラのサイト「猫は言葉がわかる?-天罰方式」で詳しくご紹介しています。
いたずらをしたときに叱るのではなく、いたずらされないようにしておきましょうね。
仔猫が上手に社会性を身に着けて、一日も早く飼い主さんと仲良く暮らすことができますように♡

ミーシャ


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