Release: 2021/10/24 Update: 2022/11/01
猫のシャンプーをがんばる!

猫にシャンプーは必要でしょうか?

 

室内飼いの猫には必要ない、という人もいますが、猫種によっては脂性の仔もいるので数ヶ月に一回は洗ってあげたほうがいいこともあるんですね。

 

日本猫はそうでもないのですが、アメショーの仔は2~3ヶ月洗わないと毛がペタペタしてきますしね。

 

とはいえ、猫は水に濡れるのが大嫌い。

 

このサイトでは、何とかして猫に負担を掛けずにシャンプーする方法をまとめてみましたよ。

 

猫をシャンプーするときの注意点

思い立った時にシャンプーする、というわけにはいきません。
猫のシャンプーは準備を整えてから行いましょうね。

 

猫用のシャンプー剤の購入

人間用のシャンプーを使ってはいけません

 

ヒトと比べて猫の皮膚はとてもデリケートなことと、ph値が異なるので人間用のシャンプーを使うと、皮膚が炎症を起こすことがあります。

 

ネコ用シャンプーは日常的な汚れを取るだけでなく、皮膚を整える働きもしますし、ノミ除け効果のあるものもあるんですね。

 

シャンプーだけでなく、猫用リンスも用意しておくといいですよ。

 

毛のもつれを防ぐので、特に長毛の仔には必需品です。

 

体調をみる

生後3ヶ月以内の仔猫や、体力が弱っている仔、ワクチン接種前の仔はシャンプーをさけましょうね。

 

人が思う以上にシャンプーは猫にストレスを与えるし、体力も消耗するからです。

 

拾ってきた猫の場合はシャンプーより先に、獣医さんの診察を受けてからにしましょう。

 

ノミがいる場合ですが、シャンプーだけでは駆除できないので獣医さんに相談してノミ駆除してからになります。

 

猫の体調がよく、猫用シャンプーやリンスを購入したらいよいよシャンプーですが、気温が低い冬などはやめたほうがいいですよ。

 

濡れた猫が乾く前に風邪をひいてしまうこともあるからです。

 

できるだけ暖かい日を選んで洗ってあげましょうね。

 

シャンプー剤などを用意しておく

猫をお風呂場や洗い場に連れていく前に、シャンプー剤、リンス、タオルなどを用意しておきます。

 

猫を濡らしてしまってから、用意しようとすると濡れたまま浴室を脱走したりして大変です。

 

シャンプーはそのまま猫の身体にかけるのではなく、お湯で薄めて手で泡立ててから体全体に均一に体にかかるようにしておくことをおすすめします。

 

シャンプーのキャップ一杯に対してお湯2~3杯が目安です。

 

シャワーのお湯をかける

シャワーヘッドに手をかけて猫の身体の下から上に向かってお湯を掛けますが、温度は35℃くらいのぬるま湯で大丈夫です。

 

お尻のほうから頭のほうに向けてゆっくりと汚れを洗い流すようにします。

 

頭と顔は最後に濡らしますが、この時、耳にお湯が入らないように気を付けましょうね。

 

泡立てたシャンプーを体につける

シャンプーする順番は下半身→背中、次に後ろ足→しっぽ→下半身の順に毛の流れに逆らうように洗います。

 

次に下半身→背中→おなか・胸へと、指の腹を使って洗います。
お腹や胸は毛が薄いのでくれぐれも爪を立てずに、やさしく洗ってあげましょうね。

 

後ろ足・前足・指の付け根も丁寧に洗います。

 

あと、肛門の周りも汚れやすいので指でやさしく洗いましょう。

 

最後が頭→顔→耳 になります。

 

顔周りやあごの下は両手で顔を挟むように抑えながら洗いますが、あごの下は特に汚れやすいので丁寧に洗います。

 

耳にお湯が入らないように気を付けますが、難しいようなら顔や耳の中は湿ったタオルで拭くだけでもキレイになりますよ。

 

レオン シャンプー後

すすぐ

シャンプーし終わったら、シャワーでシャンプー剤をよくおとします。

 

よく落とさないとフケの原因になるので注意です。

 

リンスする

猫用シャンプーにはリンスもあるんですね。

 

乾かした後に毛が絡まないようにリンスするといいと思います。

 

その時も原液をそのままつけるのではなく、お湯で薄めて体にかけて、そのあと軽くお湯で洗い落とすようにします。

 

乾かす

タオルドライ

シャンプー、リンス、すすぎが終わったらまず、タオルで乾かしてあげます。

 

バスタオルなど大判のタオルを2枚くらい用意するとタオルドライできますよ。

 

人が使うのとは別にタオルを用意すれば、猫の毛が付いたタオルを人が使うことがないので便利ですね!

 

拭く時も力を入れずに軽く拭くようにします。

 

頭、背中、前足、後ろ足、尻尾のほか、お腹やあごの下も忘れずに拭いてあげましょう。

 

尻尾は折れないように気を付けてあげてくださいね。

 

ドライヤー

音が大きいのでドライヤーを怖がる仔もいます。

 

無理にドライヤーを使わなくてもいいと思うんですよ。

 

その代わり、部屋を暖めておいてしっかりタオルドライして、猫が風邪をひかないように注意しましょうね。

 

多頭飼いの場合のシャンプー

猫を2匹以上飼っている場合、1匹だけシャンプーして、もう1匹はしないと喧嘩することがあります。

 

何故かというと、猫は相手の存在を匂いに頼っているからで、もう1匹がいつもと違う匂いをさせていると警戒するからなんですね。

 

シャンプーするときは飼っている猫ちゃんを全員、同じ日に行うようにしたほうがいいですよ。

 

まとめ

完全室内飼いの猫ちゃんでも、脂性の仔はシャンプーして被毛をきれいに保つことが必要なんですね。

 

うちにいるアメショーの男の子たちも3ヶ月ごとにシャンプーされてますが、今でもシャンプー嫌いですね。

 

できるだけシャンプーする気配をさせないようにして浴室に連れて行き、手早く済ませるようにしているんですけどね。

 

シャンプーの最中、ちょろちょろ動き回ったり鳴いたりして、けっこうたいへんなんですよ。

 

でも、シャンプーすることで被毛がきれいになり、フケが抑えられて清潔なので、頑張ってシャンプーするようにしています。

 



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