Release: 2021/09/29 Update: 2021/10/15
初めて猫を飼うには!?
猫が好きで猫を飼いたい!と思ってるあなたへ、猫を飼う前に注意することをご説明しますね。

猫が飼える環境か?

1戸建てと違ってアパートやマンションの場合、「ペット不可」のお部屋で猫を飼うことはできません。
当たり前のようですが、「大家さんに黙って買う」というのはやめたほうがいいですね。
黙って飼ってしまうとトラブルが起きたときに問題になることがあるんです。
例えば、そのマンションにはペットが嫌いな人や苦手な人がいる場合、猫の毛が飛んできたりしたら迷惑ですよね。
ご近所トラブルになったり、場合によっては退去勧告を食らったり、猫を手放すように強要されたりしますよ。
あるいは損害賠償とか契約違反の違約金を請求されないとも限りません。
そうなったら飼い主も猫も不幸です。
猫を飼うなら「ペット可」のお部屋を選びましょう。
ちなみに私の部屋探しの経験から言わせてもらうと「ペット可」のマンションでも「小型犬はOKだけど、猫はNG」っていう所、意外と多いんですね~。
なぜかというと、昔ながらの考え方で、猫は壁や柱をひっかくから、その辺におしっこをかけるから、というのが大きな理由です。
これは誤解であることも多いんです。
すべての猫が柱や壁をひっかくわけではなく、また、トイレのしつけがされているので猫は決まったところでしか用を足しません。
部屋におしっこをかけるのは去勢していないオスネコが自分のテリトリーを主張するため。
一度でもスプレー(おしっこ)をする癖をつけてしまうと、毎日のようにあちこちにおしっこをかけられるので、できればシーズン(発情期)が来る前に去勢してしまうことをおすすめします。
去勢してしまえば、スプレー行動はほとんどなくなります。
まれに、個体によってスプレー行動が残る子もいます。
反対に去勢しなくてもスプレーしない子もいるので、「絶対」はないのですが、繁殖を目的としていないなら生後6ヶ月を過ぎたら去勢してあげましょう。
女の子の場合、スプレー行動はありませんので、部屋におしっこをされたくないことを第一希望にするなら「女の子」を迎えるのがいいです。
ただしメス猫の場合はシーズン(発情期)になると赤ちゃんが泣くような大声で何日も鳴き続けるので、これも繁殖を目的としていないなら男の子と同じく、生後6ヶ月くらいで避妊手術を受けさせたほうがいいですね。
避妊手術をすると子宮の病気にならないというメリットもあります。

ペットショップで買わない

ペットを飼うときにペットショップをご利用する方も多いでしょう。
しかし、ペットショップで犬や猫を買うのはお勧めできません。それは何故か?

親から早く引き離される

繁殖目的、売買目的で生まれた子猫は生後1ヶ月くらいで母猫から引き離されてペットショップに「納品」されます。
あえて納品という言葉をつかったのは、それだけ猫の生態を考えていない業者が多いからです。
猫は生まれてから母親の愛情に包まれて育ちます。
一緒に生まれた兄弟姉妹猫たちと遊んだり喧嘩したりすることで「社会性」を学んでいきます。
この間に母猫はトイレのしつけもしてくれます。
(猫がその辺に排泄物を垂れ流ししないのは、母猫のトイレのしつけのおかげなんですね)。
赤ちゃん猫の一番かわいい盛りである、生後1~2ヶ月で親元から引き離されると、少なからず子猫は愛情不足から情緒不安定になったり、ほかの猫や人とうまく付き合う方法がわからず、トラブルを起こすことがあります。
トイレのしつけもうまくいっていないかもしれません。
子猫のうちの愛くるしさから子猫を買う人が多いのも事実ですが、本当に猫ちゃんの幸せを考えるなら、短くても生後3ヵ月過ぎるまでは母猫や兄弟猫たちと一緒に過ごさせたほうが子猫の精神状態も安定し、その後も幸せに暮らせます。

無理な繁殖をさせているかもしれない

犬もそうですが、人気の犬種・猫種を出来るだけ多く「出荷」するために、心無い業者は無理な繁殖をさせています。
妊娠・出産してから1年くらいは母猫のお腹を休ませるほうが体調にもいいのですが、早く子供をとるために間を開けずに出産させ続けることもあります。
人気の猫種だからと、血統も無視して血縁のある猫同士を掛け合わせることも考えられます。
血が濃くなるとどうしても障害のある子が生まれやすいし、母体が健康でないと健康な子猫が生まれない可能性もあります。
すべてのペットショップがそうだとは言いませんが、中にはこういう悪徳な業者を通じてペットショップに入ってくる子もいるので、できればペットショップで購入するのはやめたほうがいいと思います。

猫のブリーダーさんから譲り受けよう

信頼のおけるブリーダーさんのおうちで生まれた子なら安心です。
健康的にも血統的にも間違いがありません。
では、どうやって信頼できるブリーダーさんを探すのか。

ブリーダーさんの探し方

私が今いるアメショーの男の子(兄弟)は、ブリーダーさんから譲り受けました。
じつは、猫を買う前に知り合ったキャットクラブのオーナーさんからの紹介でした。
キャットクラブというのはキャットショーに出陳(しゅっちん)する猫を育てたり、数あるキャットクラブの持ち回りでキャットショーを開催したりする団体のことです。
キャットショーというものにも興味があって色々とお話を伺っているうちに、とあるアメショーのブリーダーさんを紹介されたのです。
キャットショーに出すだけでなく、血統や毛並み、性格などの優れた子を輩出するために、繁殖には特に気を遣っています。
当然、1種類の猫種を繁殖しているので、あなたが欲しい猫種が決まったら、その猫種を育てているブリーダーさんに連絡することになりますね。
インターネット検索するとキャットショーに関する記事を見つけることができます。
キャットクラブのHPも多々あるので、ご自宅から通える場所にあるクラブに連絡することをおすすめします。
というのは、ブリーダーさんのHPに直接連絡してしまうと、その人が本当に信頼できる人か(きちんとしたブリードをしているかどうか)がわからないからです。
キャットクラブとつながりのあるブリーダーさんなら、まず安心していいでしょう。
そういえば、猫好きが高じて「自分でブリードする」道を選んだ方を知っています。

子猫を売るための準備

ブリードをする目的は、その猫種の血統を守ることと本当にかわいがってくれる人に売ることです。
仔猫を売る前には飼育を母猫に任せるだけでなく、健康診断や一回目のワクチン接種もブリーダーさんの負担で行うことになります。

出産のお手伝い

母猫が産気づいたとき、獣医さんと連携を取りながらもほとんどは自宅出産させることになります。
陣痛が来てから出産するまで、人が手伝ってあげないといけないこともあります。
出産が朝になるか夜になるかはわかりませんから、24時間体制で見守らないといけないという大変さもあるんですね。

まとめ

初めて猫を飼うためにはどうすればいいのかをお話ししました。
猫を飼うときにとても大事なことがあります。
それは「天寿を全うさせること」、つまり亡くなるまで大切に育て続けるということですよね。
流行の服を買い替えるように生き物を取り替えたり捨てたりすることは許されません。
どうしても飼えなくなったという事情ができたきは、次の飼い主さんを探す責任も生じてきます。
「小さくても命」ですから、縁あって一緒に暮らすことになったら猫も飼い主も幸せになる暮らしをしたいですね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました!

アレンキャットハウス


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