キャットフードのウソ・ホント「グレインフリー」はホントに最強!?
猫にとって最も良いフードだと評判の「グレインフリーのキャットフード」。
実は私もCMにつられて、何種類かのグレインフリーのキャットフードを試してみたことがあるんですね。
実は私もCMにつられて、何種類かのグレインフリーのキャットフードを試してみたことがあるんですね。
どのフードも最初の1食の食いつきが半端なく良くて、「猫にはやっぱりグレインフリーよね~」と思ったのですが、何と2回目からはプイっと横を向かれてしまいました…
いつも食べてるロイヤルカナンのキャットフードに比べると、タンパク質が多いせいか、フードの匂いも強烈なので、猫にとってはとっても刺激的だったのでしょう。
だから最初だけ食いつきが良かったのだと思います。
だから最初だけ食いつきが良かったのだと思います。
その後は、グレインフリーをいつものフードに少しだけ加えたり、おやつ代わりに上げようとしたのですが、全く見向きもされませんでした。
猫の健康にいいといっても、食べないのでは仕方ありませんよね。
そこで、グレイン(穀物=炭水化物)が必ずしも猫の身体に負担になっているわけではないということが分かったんですよ。
むしろ炭水化物の働きで、体内のタンパク質を分解することなく筋肉を維持することがでるし、規定量以内の炭水化物なら猫も消化できることなどがわかりました。
そこで、グレイン(穀物=炭水化物)が必ずしも猫の身体に負担になっているわけではないということが分かったんですよ。
むしろ炭水化物の働きで、体内のタンパク質を分解することなく筋肉を維持することがでるし、規定量以内の炭水化物なら猫も消化できることなどがわかりました。
では、グレインフリーのキャットフードに調べたことをご紹介しますね。
以下、「猫ねこ部」より一部抜粋
以下、「猫ねこ部」より一部抜粋
猫は肉食だからグレイン(穀物)は必要ないんでしょ?
実はグレインフリーのキャットフードが向いているのは「穀物アレルギー」のある猫ちゃんなんですね。
と言っても本当に穀物アレルギーなのかどうかは、しっかりと獣医さんに診察してもらわないとわかりません。
穀物アレルギーではなく、腎臓に疾患のある高齢の猫ちゃんにとっては、炭水化物が少なく、動物性たんぱく質の多いキャットフードは却って腎臓に負担をかけてしまいます。
でも猫は炭水化物を消化できないんでしょ?
穀物の主成分は炭水化物。
確かに生のままでは猫は炭水化物を消化できません。
確かに生のままでは猫は炭水化物を消化できません。
でもキャットフードに入っている炭水化物は加熱・加圧処理され、糊化しているので、大量に摂取しなければ猫ちゃんでも十分消化できるんですよ。
40%以上の炭水化物は猫の消化機能に影響を及ぼすとされているので、キャットフードの成分表をみて40%を超えていなければ大丈夫ということになります。
穀物=炭水化物の与え過ぎには注意!ということなんですね。
穀物=炭水化物の与え過ぎには注意!ということなんですね。
グレインフリーのキャットフードを選ぶときの注意点は?
①猫ちゃんに穀物アレルギーがあるかどうかを、動物病院で検査してもらうこと。
本当に穀物アレルギーがあるのなら、グレインフリーのキャットフードを選ぶ必要があります。
本当に穀物アレルギーがあるのなら、グレインフリーのキャットフードを選ぶ必要があります。
②穀物以外のアレルギーがあって、それが肉や魚だった場合はグレインフリーのキャットフードだけでなく、肉や魚が入っていないキャットフードを選ぶことになります。
③キャットフードのメーカーによって、使用している穀物が違うことがあります。小麦が原料なのか、トウモロコシなのかイモなのかを知った上で、それらのアレルギーがあるかないかを検査すること。
グレイン(炭水化物)がキャットフードに入っているわけは?
実は炭水化物には体内の筋肉保護に役立ちます。
だから炭水化物による十分なカロリーを摂取できていれば、エネルギーに変えるために筋肉のタンパク質を分解せずに済むんですね。
だから炭水化物による十分なカロリーを摂取できていれば、エネルギーに変えるために筋肉のタンパク質を分解せずに済むんですね。
グレインフリーのキャットフードのように動物性タンパク質を多く摂った場合、リンが高めになります。
高リン食は犬や猫の腎臓病を進行させることがあります。
高リン食は犬や猫の腎臓病を進行させることがあります。
キャットフードに含まれる穀物や野菜は猫に必要な必須アミノ酸を含んだ低リン食材なので、健康維持に必要なたんぱく質の供給源になるのです。
まとめ
猫が肉食だからという理由だけで、グレインフリーのキャットフードに変える必要はありません。
猫の健康維持を目的としたキャットフードを長年にわたって研究・製造・販売しているヒルズやロイヤルカナン、ピュリナなどの商品は実績もあり、使用している飼い主さんも多いことから、十分に信頼できる商品だと思うのです。
猫の健康維持を目的としたキャットフードを長年にわたって研究・製造・販売しているヒルズやロイヤルカナン、ピュリナなどの商品は実績もあり、使用している飼い主さんも多いことから、十分に信頼できる商品だと思うのです。
その証拠に、私が飼っていた三毛猫はピュリナワンで17年生きてくれましたし、今いるアメショーの男の子たちは生まれたときからロイヤルカナンを食べていますが、12歳になる今まで病気もせずに元気に暮らしていますよ。
もちろん、この3例だけで「これらのフードが絶対安心安全」ということにはならないでしょうが、多くのブリーダーさんや獣医師がヒルズやロイヤルカナンを推奨しているのを見ても、まず間違いのないフードだと言えるのではないでしょうか。
猫ちゃんが健康で長生きできるよう、よりよいフードを選びたいのは飼い主さんならだれでも同じでしょう。
でも、コマーシャルだけに踊らされて安易にフードを変えるのが必ずしも良いことだとは限りませんよね。
でも、コマーシャルだけに踊らされて安易にフードを変えるのが必ずしも良いことだとは限りませんよね。
猫ちゃんを迎えるときは、今までどんなフードをあげていたか、今後はどんなフードをあげればいいかをブリーダーさんや獣医さんとよく相談して決めてあげてほしいと思うのです。