Release: 2021/10/26 Update: 2021/11/30
【猫のうわさ】うそ?ホント?
猫にはいろいろな「うわさ」がありますよね。
「黒猫は縁起が悪い」とか「猫が顔を洗うと雨」とか。
昔から言い伝えられているいろいろな猫に関するうわさについて調べてみました。
思わず「へえ~」と思うこともあるのでは!?

黒猫が前を横切ると悪いことが起きる?

ウソ!
単なる迷信ですね。
なぜこんなうわさが立ったのかというと、中世ヨーロッパの「魔女伝説」によるもの。
西洋の魔女は黒猫を飼っている、といううわさが立ったのですね。
実際に行われた「魔女裁判」では黒猫に限らず、猫を飼っている女性は魔女だとされ、火あぶりの刑に処せられました。
ひどい話ですよね!
この魔女伝説がもとになって、「黒猫=不吉」「黒猫=縁起が悪い」と考えられるようになったのです。
とはいえ、イギリスなどヨーロッパの一部では「黒猫を幸運の印」と信じる地域もあって、今日に至ります。
縁起がいいとされる黒猫の言い伝え
・黒猫の夢を見ると幸運が訪れる
・黒猫が住んだら幸運が訪れる
・黒猫が道を渡るのを見るとラッキー
など、悪い噂と全く逆なのが面白いですよね!

猫がイカやタコを食べると耳が落ちる?

実はホントなんです!
正確にはイカやタコじゃなくてアワビなんですけどね。
アワビを食べると、成分に含まれるクロロフィルの分解物「フェオフォーバイト」を一緒に体内に取り込んでしまいます。
このフェオフォーバイトという成分、日光に当たると毒に変化する性質があって、猫が日光に当たると皮膚に炎症をおこすことがあります。
ネコは被毛に覆われているので、皮膚までは日光が届かないのですが、耳は毛が薄いこともあり、炎症を起こしたりただれたりしてしまいます。
ひどくなると壊死して耳が落ちてしまうことがあるそう。

また、イカやタコを食べると腰を抜かすという言い伝えもありますが、これは消化不良を起こしてフラフラしている猫を見た人に、腰を抜かしているように見えたから。

猫ちゃんに貝類をあげるのはやめましょうね。

顔を洗う猫

猫が顔を洗うと雨が降る?

ウソだと思いましたか?
実は「半分ホント」なんですよ。
猫が顔を洗うのは、顔やひげをきれいにするため。
猫にとってひげは大事なレーダーの役目をしますから、汚れていると感度が悪くなるんですよ。
よく手入れをしていますが、特に雨の降る前は湿度が高くなって、ひげも水分を含んでしんなりとしてしまいます。
そこで、ひげの手入れをするために一生懸命、洗っているようなのです。
猫が耳の中まで洗うと、雨が降るという人もいますが、これにもちゃんと根拠があるんですよ。
耳の中も被毛でおおわれているため、雨が降る前に湿度が高くなると耳の中の毛も湿ってきます
これを気にして猫ちゃんは耳までキレイにするというわけです。
顔を洗うのは食後にもよく見られる光景ですが、耳の中まで丁寧に洗っていたら雨が降るのかもしれませんよ。

猫は長生きすると化け猫になる?

もちろんウソでーす!
そんなバカな(笑)
何を根拠に昔の人はこんなことを考えたんでしょうね?
昔、電気もガスもろうそくも無いころ、電灯の代わりに使われていたのは「灯油」。
「とうゆ」ではなく、「ともしあぶら」と読むんですが、植物性の油と動物性の油が使われました。
植物性油は次のようなもの。
・えごま油
・ごま油
・菜種油
・綿実油(めんじつゆ)
動物性の油はというと
・イワシ
・クジラ
などでした。
時代劇にもよく登場するので、見たことがあると思うのですが江戸時代までの灯りと言えば小皿の中に灯油(ともしあぶら)を入れ、これにイ草などから作った灯心を浸して火をつけたもの。
風で火が消えないように、和紙で貼った木枠で囲んで使っていました。
さて、この灯油(ともしあぶら)ですが、油を舐めるのが好きな猫ちゃんがぺろぺろと舐めていたようです。
照明として使われていたとはいえ、今の電気とは比べ物にならないほど薄暗い中でぼんやりと映った猫の影。
それを見た人が「化け猫」を想像して噂を立てたのかもしれませんね。

水の入ったペットボトルで猫を撃退できる?


まったくのウソでーす。
猫は警戒心の強い動物。
庭先に見慣れないペットボトルが置いてあると最初は警戒して近づきませんが、段々と慣れてきちゃいますから、たくさんのペットボトルを置いても猫除けにはなりませんよ~
反対に、ペットボトルの中の水が光を反射してレンズになり、近くの紙や木、草などに火がついて火事になる恐れもありますので、置いてあるお宅はすぐに片づけたほうがいいですよ!

死ぬ間際に姿を消す?


半分ホントです。
猫は体調が悪くなると人目に付かないところに隠れてじっとしている性質があるんですね。
弱っているところを敵に見つかると大変だからです。
ネコは我慢強いところもあるので具合が悪くても、目につかないところに隠れて養生しようとします。
そのまま体力が衰えて死んでしまうこともあります。
昔は外飼いの猫がほとんどでしたから、姿が見えなくなると「人前から消えて死んでしまったのだろう」と思われたようですね。

まとめ

洋の東西を問わす、猫にまつわるうわさはたくさんありますよね。
猫は10,000年も昔から人と一緒に暮らしてきましたが、野性味の強い猫ですから犬のようにいつも飼い主を一緒にいるわけではありません。
きっと、今の私たちと同じように疑問に思うこともいっぱいあったのでしょう。
「不思議な動物」として、人は猫を敬い、または恐れていたので、色々なうわさが出たのかもしれません。
ネコと人の歴史を知ると、面白いことがもっとわかると思いますよ=^_^=

ぺろっ


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