猫の正しい抱っこの仕方をご存じですか?
間違った抱き方をすると、猫に怪我をさせてしまうことがありますよ。
どうやったら猫に嫌われずに上手に抱っこできるのかをご紹介しますね!
上手に抱っこするには?
無理に抱っこしない
抱っこが嫌いな猫ちゃんを無理に抱っこすると、引っかかれたり暴れたりします。
まずは、膝に乗せることから始めてみましょう。
寒いときなど、猫のほうから寄っていてくれるので、自分の太ももあたりをポンポンとたたくと、それが合図になって乗ってきてくれることがあります。
首根っこをつかまない
母猫が仔猫を加えて運ぶのを見たことがありますよね。
あれは、仔猫の体重が軽いうちだけなのです。
成長した猫の首の皮をつまんで持ち上げると、猫は非常に痛がるのでやめましょうね。
上半身だけで支えない
猫の両前足の付け根だけ持って持ち上げると、関節を傷めることがあります。
バランスも悪く不安定のため、猫が逃げたくなる体制です。
お尻のあたりも支えて、猫の体重が前足の付け根だけにかからないようにするのがコツです。
痛い所を掴まない
お腹はデリケートな部分です。
お腹だけに手を入れて持ち上げると痛がります。
前足や後ろ足、尻尾も関節を傷めることになるので、持ち上げてはいけないんですね。
では実際に猫ちゃんを抱っこしてみましょう!
今回は実は抱っこが苦手なアレン君にご協力いただきました(笑)
ブリーダーさん宅で生まれたアレンは、貰い手が無くて実は生後8ヶ月まで、ほとんど抱っこされたことがないんですね~。
だから今でも抱っこは苦手なんです。
猫がリラックスしているときを狙う!
猫が緊張していないときを狙って抱っこしてみましょう。
撫でてリラックスしてもらいます。
片手で上半身を支える
前足の間に人差し指を入れて、片手で上半身を持ち上げます。
お尻をもって持ち上げる
前足の付け根と一緒にお尻を持ってあげると、ぶら~んとならずに状態が安定しますね。
猫を胸につけて安定させる
猫を抱えたまま、胸にぴったりくっつけるようにすると猫も落ち着くんですね。
猫ちゃんの身体が丸くなるように抱えると、落ち着きますね。
まとめ
抱っこは、動物病院の診察台に乗せるとき、キャリーケースに入れるときなどに必要なので、できれば慣れさせておいたほうが後々ラクなんですね。
でも、抱っこが嫌いな仔を無理に押さえつけるようにして抱っこすると、益々嫌いになって今います。
時間をかけて短時間ずつ練習する、抱っこさせてくれたら「ほめる」「おやつをあげる」など、猫に「抱っこされるといいことがある」と思わせればうまくいくと思います。
猫が自分から抱っこをせがんできたらかわいいんですけどね(=^・^=)