若い男性の一人暮らしで「猫を飼いたい!」と思っている方へ。
一人暮らしでも猫って飼えるの?という疑問にお答えします!
一人暮らしで猫を飼うのは大変?
必要最低限のルールさえ守ればあなたでも猫を飼うことはできますよ。
生後何ヶ月くらいの猫なら飼える?
犬より飼いやすいんです
お散歩しなくていい
トイレのしつけをしなくていい
旅行中はどうするの?
一泊くらいの旅行なら猫はお留守番できる
猫は生後1年ほどで、ほぼ大人。
フードボール以外に洗面器などに水をいれておくのもありですね!
間違って浴槽に落ちると溺れてしまうことがあります。
年間に必要な費用はどれくらい?
去勢・避妊手術
猫のおしっこはとても臭いので、繁殖しないのなら生後半年くらいで「去勢手術」をしてもらったほうがいいんですね。
スプレー行動やシーズン期の鳴き声をあげるたびに、猫を叱りますか?
怒鳴ったり、叩いたりするのでしょうか。
出来ませんよね!
それに、叱ったところで彼らの「本能」を止めることは誰にもできないんですよ。
ずっと、猫が天命を全うするまで一緒に暮らしたいなら、猫の本能を取り除くしかないんです。
猫を叩いちゃダメな理由
猫がいたずらしたり粗相したり、夜中に走り回ったりしたときに叩いてしつける人がいますが、これNGですよ~。
なぜかって、それらの行動はネコの本能によるもので、猫はなぜ叩かれたかわからないから。
叩くことで猫は飼い主を警戒するようになります。
また、飼い主が見ていないところで困った行動をするようになります。
触られて困るものはクローゼットに隠す、入られちゃいけない部屋はしっかりドアを閉めておくなど、最初から触られないようにすることが大事。
あまりないことですが、もしもトイレを失敗しちゃったときも失敗を叱るより、そのまま猫を抱えてトイレに持って行き、トイレの場所を教えます。
次にトイレが上手にできたことを褒めてあげると次からは失敗しないで排せつするようになります。
その他にも、できたことを褒めてあげると失敗も少なくなるし、飼い主さんとの信頼関係もバッチリ築けるってもんです!
去勢や避妊手術のメリットとは?
去勢や避妊手術をするメリットは鳴き声やスプレー行動以外にもあります。
オスのスプレー行動が無くなるということは、メス猫を追い回すことが無くなるわけですし、どうせ交尾できないなら、性欲が抑えれたほうがストレスが溜まりません。
メス猫のシーズンもしかり。
どうせ交尾して子供を産めないなら、シーズン期に無理な我慢をさせる必要がなくなるし、乳がんや子宮がんなどを予防することもできるんですね。
その他の費用
キャットフード
スーパーやホームセンターで格安なエサも売っていますが、猫の身体のことを考えるとある程度有名な商品を選ぶことをおススメします。
「ロイヤルカナン」「ヒルズ」「ピュリナ」などは何十年も昔から、猫の身体のことを考えて製造販売しているだけあって信頼がおけます。
また、猫が年を取って泌尿器の病気になったときなどもそれに対応する「療法食」があるので安心です。
仔猫のうちから食べなれたご飯なら、同じ会社の療法食に変えるときも切り替えが簡単です。
うちではブリーダーさんの家にいたころから「ロイヤルカナン」のドライフード(いわゆるカリカリ)を与えてきましたので、肥満気味の療法食、腎疾患の療法食などに切り替えたときも嫌がらずに食べてくれています。
一日の給餌量が60~80gくらいなので2kg入りを買うと一ヶ月くらいもちます。
通院費など
3種混合ワクチンの接種は一回5,000円~6,000円です。動物病院に寄って若干、かかる費用が変わってきます。
その他、何かの病気になったときの血液検査をするとさらに3,000円~5,000円くらいになります。
また、ご近所に「猫仲間」がいればおススメの病院を教えてくれたりしますから、その時に大体の費用についても知ることができます。
キャリーケースなど
その他に必要であれば「ケージ」やおもちゃも必要になります。
これらについては別のサイトでご紹介していますので、よろしければこちらをご覧ください。
まとめ
このように、「ちょっとした気遣いとお世話」で猫は一人暮らしの方でも割と容易に飼育することができるんです。
大事なのは、一旦飼い始めたら途中で育児放棄しないことです。
それと、確かに猫を飼うのはさほど難しいことではないんですが、エサ代、トイレ、キャリー、おもちゃなどのほかに医療費もかかるということをお忘れなく。
完全室内飼いの猫ちゃんでも、年に一回の健康診断とワクチン接種(5歳以上では3年に1回くらいの割合)が必要ということです。
小さくても命です。