Release: 2021/10/08 Update: 2022/02/23
猫をお迎えする準備をしよう!

初めて猫を迎えるとき、どんなものを用意すればいいかわからない

 

でも大丈夫です。そんなに難しくありません。
必ず用意しなければならないもの、あったらいいけどなくても大丈夫なものをご紹介しましょうね。

 

猫ちゃんが来てから慌てないように、前もって準備しておけば安心ですよね!

 

仔猫を迎える前に準備しておくもの

仔猫用キャットフード

猫ちゃんの年齢によって、必要な栄養素が変わってきますので、迎える猫ちゃんが月齢何ヶ月かを知っておく必要があります。
仔猫には成長に必要な栄養素が入っているフードを選びましょう。

 

キャットフードには「総合栄養食」と「一般食」の表示がありますが、メインの食事としては「総合栄養食」を与えて、おやつには「一般食」をあげるといいですね。

 

おやつはどうしても必要というわけではありませんので、病院に行って帰ってきたときのご褒美や芸を覚えさせるときなどに上げるといいかも。

 

ドライフードとウェットフードがありますが、どっちがいいのでしょうか?
どちらにも長所と短所がありますが、私はドライフードをおすすめします。

 

【ドライフードの利点と欠点】

 

 

利点 欠点
ドライフード 【歯肉炎になりにくい】
ドライフードは歯に付きにくく、将来的に歯肉炎になりにくいという利点があります。

 

【硬いものを食べるといい刺激】
顎の働きも良くなるし、脳への適度な刺激がいいといわれています。

 

【痛みにくい】
夏場、お皿に残ったキャットフードを出しっぱなしにしても痛みにくい

【水分が少ない】
お水をあまり飲まない仔だと水分補給ができなくて、おしっこが濃くなったり腎臓に負担がかかることがあります。
ウェットフード 【食いつきがいい】
多くの猫ちゃんは「猫缶」と呼ばれるウェットフードが大好き。
食の細い仔でもガツガツ食べてくれます。

 

【水分が多い】
ウェットフードからある程度の水分補給ができます。
具合の悪いとき、熱のある時にウェットフードから水分補給ができますよね。

【歯肉炎の心配がある】
歯にくっつきやすいので、歯磨きを頻繁にしないと将来的に虫歯や歯肉炎になるおそれがあります。

 

【痛みやすい】
ドライフードに比べると痛みやすいので、夏場はお皿に出したフードはすぐに片づけなければなりません。「ダラダラ食べ」する仔だと、フードが無駄になってしまうことも。

 

【値段が高い】
ドライフードに比べると単価が高いです。

 

猫用トイレ

生後2ヶ月~3ヶ月まで、母猫の下で育った仔猫はトイレのしつけがされていますので、小さくても猫のトイレで用を足すことができます。

 

犬と違って猫は決まったところで排せつするので、トイレのしつけがしっかりされていれば、部屋のあちこちに排尿・排便される心配はありません。
仔猫ががラクに出入りできる、浅めのトイレと猫砂を用意してあげましょう。

 

猫砂に関しては、新しい家に来る前に使っていた猫砂を使う、用を足して仔猫の臭いの付いた砂を少しもらってきて新しい砂の上にかけてあげると、すぐに自分のトイレだということを学習します。

 

エサ入れと水入れ

仔猫が食べやすい高さのお皿やフードボールを用意します。

 

ステンレス製のものが衛生的で使いやすいですが、陶器でできたものが好きな猫ちゃんも多いようですよ。
水はいつでも新鮮なものが飲めるように、夏場は特にチョコチョコ、新しいものに代えてくださいね。

 

レオンぬくぬく

 

猫用ベッド

猫が安心して眠れるように猫用ベッドを用意してあげてください。
猫は気まぐれで、日によって寝る場所を変えますが「自分の寝床」があると安心します。

 

pet_キャリー1-1

 

ペットキャリー

猫を病院に連れて行くとき、災害に遭って避難所などに猫を連れて行くときなどに必要になります。
猫の大きさに合わせて選びますが、仔猫用に小さいものを選ぶと成長の度合いに応じて買い替えなければなりません。

 

猫は1年ほどで大人の猫と同じ大きさになります。
一般的に売られている「成猫用」のキャリーケースを最初から選んでおけば、買い替えの必要はありませんね。

 

ここで注意したいのはソフトタイプのキャリーケースを選ぶと、確かに軽くていいのですが、猫を運んでいるうちに形が崩れてバランスが崩れ、運びにくくなることがあるんですね。

 

ケースの側面と天井側両方に開き口が付いているものが、猫を出し入れしやすいと思います。
大きさは、中に入った猫が方向転換できるくらいの大きさがおススメ。

 

ガリガリウォール

 

爪とぎ

猫が爪を研ぐのは本能ですから、やめさせることはできません。
壁やソファー、椅子の脚などをガリガリされる前に猫用の爪とぎを用意しましょう。

 

床に置いたり、壁に立てかけたりするタイプがあるので、いくつか選んで猫の好みのものを見つけるのも楽しいですよ=^_^=

 

爪とぎ器で爪を研がないときは、猫を爪とぎの所まで連れていき、そっと肉球を押して爪を出し、手で爪とぎの仕方を教えてあげると覚えることがあります。
この時、力を入れて無理に爪とぎさせると爪とぎ器を嫌いになってしまうので気を付けてくださいね。

 

おもちゃで遊ぶ猫

 

猫のおもちゃ

生まれつきハンターの資質を持った猫ちゃんは、小さくて動くものを追いかけるのが大好き。
狩りの本能がうずくようです。

 

猫じゃらしで遊ぶ1-1

 

紐の先に鳥の羽のようなものや虫の形をしたおもちゃを猫の目の前で細かく動かすと、目を輝かせて捕ろうとします。
1回に10分程度でも猫ちゃんと遊んであげると、飼い主さんともっと仲良くなれます。

 

猫ちゃんの好みがあるので、最初から大量に購入しないで、猫ちゃんの興味のありそうなものから選ぶといいでしょう。

 

猫の爪切り⇩

猫用爪切り

 

ブラシ・爪切り

猫ちゃんのお手入れをするのに必要なのが、ブラシやコーム、猫用の爪切りです。
室内飼いの猫ちゃんは爪とぎ器で研ぐだけでは十分ではありません。

 

時々、飼い主さんが爪を切ってあげる必要があります。

 

猫ちゃんの爪は何層にもなっていて、外側から古い角質がはがれるようになっているので、人間用の爪切りを使うと、爪が割れることがあります。
猫専用の爪切りを使うとうまく切ってあげることができますよ。

 

なくてもいいけど、あったら便利なもの

ケージ

ゲージではなくて、ケージです。

 

絶対に必要というわけではありませんが、ペットケージがあると便利なんです。
猫用のケージは広さよりも高さのあるもので、新しく猫が来た時にベッド、トイレ、エサ入れなどを入れておくと猫はそこが自分のスペースだと安心できます。

 

また、仔猫をおいて外出するときに家の中の危ないものに触らせないようにするためにも、あると便利です。
そのほか、今いる猫のほかに新しい猫を迎え入れるときには、新しい仔をケージに入れて徐々に慣らすこともできるんですね。

 

ただ、実物を見ていただければお判りでしょうが、猫用ケージって結構大きいんです。ですから一人暮らしで部屋のスペースが広くない場合などは無理に購入する必要はありません

 

自動給餌機⇩

給餌機2

 

自動給餌機

セットした時間になると決まった量のドライフードが受け皿に出てくる「自動給餌機」があると、長時間の外出や旅行の時に便利です。
乾電池で持ち運びが簡単モノや、コンセント式などいろいろな種類があります。

 

自動給水機

いつでも新鮮なお水が飲める給水機。
タンクの中にたっぷりのお水をいれて、受け皿の水が少なくとると給水されます。

 

お出かけ中、猫が間違って水入れをひっくり返して水が飲めなくなるということがなくなりますよね!
旅行や出張で家を空けるとき、ご飯はもちろんですが水がなくなると猫は急激に衰弱します。

 

自動給水機が無くても、多めに水を飲める場所を増やす、水入れを多めに置いておくことをおすすめします。
お風呂場の洗面器に水を貼っておくのもいいですね。

 

ただし、猫がおぼれないように風呂桶の水は抜くか、ふたをしっかりしておきましょう

 

自動トイレ

猫が排せつすると自動で汚れた砂の部分を綺麗にして、下のトレイに落としてくれる自動トイレは、昼間、家に誰もいないときなど、トイレが汚れて猫が排せつできない不都合を解決します。

 

まとめ

仔猫を迎える前にはペットケージ以外は猫を飼うために最低限必要なものになります。
猫が来る前に用意してあげましょう。

また、これらのグッズを用意しても、仔猫が新しい環境に慣れるまで1週間くらいは常にだれかが家にいて、見守るようにしましょう。
新しい「家族」との幸せな生活になりますように♡

 

Leon

 



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