Release: 2021/10/21 Update: 2021/11/30
猫を飼う前にネコを知る!
かわいい猫を飼う前に知っておいたほうがいいことがありますよ。
「ネコはどんな動物か?」をご存じですか?
犬と猫の祖先は「ミアキス」という動物であることがわかっています。
その後の進化で犬と猫に分かれたのですが、犬と猫は全く別の生き物
犬と同じようには飼えないんですね。

犬と猫の違い

犬は群れをなし、猫は単独行動

犬は仲間同士で群れを作り、序列を守って集団で暮らす動物ですよね。
猫はどうでしょう?
猫は基本的には「一匹狼」というか、単独行動する動物です。
子育てもメス猫が行い、オスは育児にかかわることは滅多にないんですね。
猫を一匹飼いしてもそれほど寂しがることはないので、昼間、留守がちな人でも飼いやすい動物ですよ。

猫はマイペース

犬のように集団の中での序列が無いので、自分のペースで生きています。
誰かに服従するなんて気はさらさらないので、呼んでも気が向かなければ寄ってこないし、芸を教えてもやりたくなければやりません。
言葉がわからないのではなく、「気分が乗らないだけ」なので、猫に芸を教えるのは難しいと言われちゃうんですよ。
犬のように飼い主に始終ベッタリくっ付いてくることもなくてツンデレなんですが、そこが魅力!という人もたくさんいますよね。

猫はハンター

犬の仲間の狼もハンターですが、集団行動するので常に100%全力集中しなくても大丈夫。
仲間と協力して獲物を追い込むことができるからです。
でも、猫は単独で狩りをしなければならないので、狩りをしないときはひたすら眠って体力を蓄えておき、いざ狩りの時は全力を尽くして獲物を追います。
大人の猫が一日16時間も寝るのは、狩りをしていた頃の名残でしょう。
ホントによく寝ますよね。

猫がきれい好きなわけ

猫は自分の身は自分で守らなければなりません。
だから、常にグルーミング(毛づくろい)して、自分の匂いを消すんです。
猫の唾液には体を舐めると匂いを消す効果があります。
猫の匂いを嗅ぐと、アンモニアなどの動物臭がしないのはそのためなんですね。
犬は、普段から自分の気配を消す必要がないので洗わないと臭くなっちゃいます。

猫の優れた能力には脱帽

猫にはあの小さな体の中に、すぐれた身体能力が隠されています。
猫の身体能力を知れば、舌を巻くほど驚くかも!?

「バランス」感覚

高い所から落ちても怪我をしない猫。
背中から落ちても空中でクルッと回転して、必ず四肢から着地できるので怪我しにくいんですね。
脚の筋肉が発達しているので、自分の身長の5倍の高さまでジャンプできたり、細い木の上をバランスを崩さずにスイスイ歩いたりできるのは、ハンターとしての進化の過程で身に着けた能力なんです。
危険に遭遇したときに飛び上がったり、身をひるがえして逃げる反射神経も発達していますね。

暗闇でも見える「目」

猫の瞳は明るい所では細くなり、暗い所では真ん丸になります。
瞳のレンズを調節して光を効率よく取り入れるためですね。
明るい所で手をかざして光を遮ると、瞳が大きくなるのがわかりますよ。
かすかな光を集めることができるお陰で、暗闇でもよく見えるんですね~(うらやましい?)
暗闇で猫の目が光るのは、網膜の外側に「タペタム」という反射板の役割を持つ層があるからなんです。
以下、NIDEKより引用

ねこ枠 上の行2

猫の目が光る秘密は、眼球の構造にあります。夜行性である猫は、暗闇の中でも物体を確認できるよう、網膜の外側に「タペタム」と呼ばれる、反射板の役割を持った層があります。

タペタム

私たち人間の目は、角膜から届いた光を網膜で吸収しています。一方猫の目は、網膜を通り過ぎた光をタペタムで反射させることにより、もう一度網膜に送り返しています。暗闇の中で猫の目が光って見えるのは、このタペタムに反射した光が見えているためです。
猫の目には、光の少ない環境で物を見るときに働く細胞(杆体細胞)が人間の約6倍もあるため、網膜に直接あたる光と、タペタムによる反射光とで光を増幅させることにより、暗闇の中のわずかな光でも視覚の感度を上げ、周囲を見ることができます。 
猫の視力はどれくらい?

 暗闇でも見えると聞くと、視力がとても良いように思われるかもしれませんが、猫の視力は人間のおよそ10分の1程度で、視力0.1~0.2ほどといわれています。そのため、全体的に靄がかかったような、輪郭がぼやけた状態で景色やものが見えているそうです。

ねこ枠 下の行

「耳」は敏感

猫の聴力は25~75,000ヘルツもあって、人や犬にも聞こえない超音波までキャッチすること毛できるんですね。
天井裏にいるネズミの足音などのかすかな音と位置を聞き分けます。
まさに猫の耳は「アンテナ」のように、音のする方向に向けて正確に位置を特定します。
ちなみに犬の聴力は40~65,000ヘルツ、人の聴力は20~20,000ヘルツくらいなんです。
それと、平衡感覚を保つ内耳の前庭と半規管が発達しているので、バランス感覚にもすぐれているんですね!

「ヒゲ」も敏感

猫のヒゲの根元にはたくさんの神経が集まっています。
風が猫のヒゲに触れると、風向きまで感じることができるんですね。
せまい場所を通るときもヒゲが触れた感覚で通れるかどうかを判断しています。
いたずら半分で猫のヒゲを切るなんてことは絶対にやってはダメですよ。

ぷにぷにの「肉球」

ぷにぷにした肉球ファンもたくさんいますよね!
あのやわらかい感触とかすかな香ばしいニオイがたまりません(笑)
肉球がクッションの役割をするので、音を立てずに獲物に近づくことができるし、踏んだ場所の状態も感じ取れるので、不安定な場所でもスイスイ歩くことができるんです。
肉球クラブ、万歳!!

ザラザラの「舌」

大型の猫がハンティングした画像をご覧になったことがありますか?
彼らはこのザラザラした舌で骨から肉をこそげ落とすことができるんですね。
イエネコの舌にも小さな突起がいっぱいついていて、ブラシのように上手にグルーミングすることができます。
それと、猫は柑橘類が苦手ですよね。
「酸っぱいニオイ=腐ったもの」と認識しているからなんですが、舌には酸っぱい味やにおいを敏感に感じ取ることができる機能もあります。

「鼻」のはたらき

嗅覚の鋭さは犬にはかないませんが、ヒトの20~30倍ほども鋭いといわれています。
猫の鼻が湿っているのは、匂いの分子をキャッチするためで、寝ているときや風邪をひいたときには乾いていますよ。
この鼻で温度も感じることができるので、温かい場所や涼しい場所を見つけるのも得意です。
猫ってホントに心地いい場所をよく知ってますよね~。

まとめ

猫の身体の仕組みを知ると、いかに猫の身体能力が優れているのかがわかると思います。
ヒトにはない機能ばかりで、猫を尊敬したくなっちゃいますよね!
こんなに小さな体に、優れた能力を併せ持つ猫ちゃんに脱帽です!


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