【ねこネコ不思議】Q&A Part1

夜、みんなが寝静まった後、猫たちがいきなりドタバタと走り回っているのを目撃したことのある人は多いのではないですか？

「うるさくて、迷惑だ」と思っても、大目に見てあげてほしいのです。

猫が夜になると大騒ぎするのは、野生の頃の名残だからです。

もともと夜行性の猫は日が沈んで暗くなった頃が狩りの本番なんですよ。

ねこはこの時気分が最高潮で興奮しています。
余力があるなら猫じゃらしなどのおもちゃで「狩り」の気分を思う存分、味あわせてくださいね！

階下の人への防音対策なら「コルクマット」を敷くのも一つの方法です。
防水加工もされているので、猫がコップの水をひっくり返してもサッと拭けるし、一枚ずつ剥がして水洗いすることもできるんです。

クッション性もあるので、猫が高い所から飛び降りても怪我しにくいし、音も吸収してくれますよ。

キーボードだけでなく、新聞を読んでいるとど真ん中にドカッと座ったり伏せしたりしますよね。
あれって、何なんでしょう？

これは猫が「自分をかまってほしい」と思っているときの行動なんですね。

飼い主さんが自分以外のものに関心を示して、猫が無視されてると思うと必ず邪魔してくれるわけですね。

決して飼い主さんに嫌がらせしているわけではなくて、甘えて「自分と遊んでほしい、撫でてほしい」という意思表示。叱ったら可愛そうなので、ほんの5分でいいので、おもちゃなどで遊んであげると、気が済むみたいですよ。

ちなみにキーボードに乗った猫がキーを連打しちゃうと、PCの故障の原因になるので、面白いからとそのままにしないほうがいいです。

残念ながら言葉を理解して鳴いているわけではないんですね。

猫にやさしく話しかけると、それがうれしくてつい「にゃっ」っという声が出ちゃうだけなんですよ。

「うちの仔は言葉がわかる！」という飼い主さんも多いですが、試してやさしい声で、難しい話をしてみてください。
猫は自分に話しかけられるやさしい声に反応して鳴くこともあります。

もちろん、自分の名前はわかっているので、呼ばれると嬉しくて鳴くということもありますよ。

これも野生の名残ですね。

単独行動していた猫が安心して休める場所が木の上などの高い所でした。
高い所からなら周りの様子がよくわかるし、敵が襲ってきても察知しやすいですよね。

イエネコになってからは、そういう危険はなくなりましたが、野生の部分が残っているので高い所があると安心するために登ってしまいます。

リフォームでキャットウォークなどを作れなくても大丈夫です。

キャットタワーなどを用意すれば猫は喜んで上り下りするようになるからです。

犬と違って猫は上下運動が好きなので、キャットタワーで運動不足の解消もできますよ！

何かに集中しすぎて一瞬、息をするのを忘れていたのかもしれません。
決して、不平不満を飼い主さんにぶつけてるわけではないから、心配しなくても大丈夫ですよ。

猫を膝に乗せたり、ベッドの上の猫をやさしく撫でて、猫も気持ちよさそうにゴロゴロ言っていたのに、急に「ガブっ」っと噛まれてびっくりした経験、ありませんか？

これは飼い主さんを攻撃したわけではなくって、「ケンカごっこ」の遊びに誘っているだけなんですよ。

兄弟猫たちと一緒に育った猫同士が遊びに誘うときに相手を軽く噛んで、遊びに誘うのはよくあること。
それで、自分の仲間だと思っている飼い主さんにも同じことをして遊びに誘っているわけです。

そんな時は猫を興奮させ過ぎて怪我しないように、適度に猫をかまって遊んであげると喜びますよ。

まれに、過去の経験で、撫でられていた時、急に飼い主に叩かれたことがあると、その時のことを思い出して報復している、という説もあります。

帰宅するとちゃ～んと玄関でお座りして待っている仔はいませんか？

ずいぶん前からスタンバってたみたいですが、返ってくる時間がわかるのでしょうか。

実は猫は非常に耳がいい動物なので、飼い主さんの足音、歩き方の癖、車のエンジン音などを聞き分けて
「ママorパパが帰ってきた」と察することができるんですね。

猫の聴力は人間の4倍～10倍あるといわれています。
20m先のネズミの走る音まで聞こえてしまうのですから、まさに「超能力」といえますよね！