コルクマット大粒と小粒の違い
コルクマットには大粒のものと小粒のものがあります。
それはコルクマットはコルクの皮を砕いたものを大きさによって分類し、固めて作られるので、粒を選択するときの大きさの基準の違いによって、大粒タイプと小粒タイプに分かれるからです。
2種類あってどちらかを選ぶ場合、何を基準にして選択したらいいのでしょうか?
【大粒と小粒の比較】
見た目の違い
(大粒タイプ)
大粒の方は粒の大小の差が大きく、それが独特のコルク模様の柄として現れます。
コルク独特の模様が出るので、その柄が好きな人なら好みに合うでしょう。
ただ、フロアー全体に敷き詰めたとき、面積が広くなる分、コルクの柄がハッキリと出過ぎて、うるさく感じられるかもしれません。
落ち着いた感じに仕上げたいのに、コルクの柄に負けてしまうと言うことでしょう。
(小粒タイプ)
一方小粒の方は粒の大きさが揃っており、ナチュラルに仕上がった感じがします。
一度、リビングに大粒のタイプを敷いたけれども、のちに小粒のタイプに替えたところ、明るいけれど落ち着いた雰囲気になったという経験談もあります。
あくまでも個人個人の好みの問題になりますが、リビングは家族や来客が集う場所です。
落ち着いたナチュラルな雰囲気の出る小粒タイプのほうが飽きがこなくていいのではないでしょうか。
弾力性が感じられる
触れてみるとコルク独特の感触があり、小粒のものより大粒の方が弾力性がある、と説明されていますが実際に触った感じではほとんど差がありません。
弾力性のあるなしよりもむしろ、その表面の手触りの感触ですが大粒の方がザラザラした感じがあり小粒のほうがサラサラした感じです。
夏の汗ばむ時期に素足で歩くと、小粒のタイプのサラサラ感が気持ちいいと感じられるでしょう。
耐久性や強度の違い
こちらについては物理的な理由から、小粒のタイプの方が優れていると言えます。
それは、コルクマットはコルクの粒を集めて接着剤で固め、薄くスライスしたものですので小粒タイプの方が、粒同士の隙間が小さく接触面の密度が高くなるからです。
小粒タイプの方が強固に結びつきやすいので、耐久性も優れていると言うことです。
さらに、大粒タイプのものですと、マットに木くずなどの不純物が混ざり易いという欠点もあります。
これでは安定した品質を保つことが難しいので、それまでは大粒タイプで製造していたのを小粒タイプに販売変更した会社もあります。
当店で扱っている「やさしいコルクマット」はもちろん小粒タイプのものです。
お客様の口コミでも別のコルクマットと比較した結果、手触りはやさしいコルクマットが一番よかったとの情報をいただいています。
まとめ
見た目の好みで選ぶか、耐久性・強度を重視するかなど悩むところだと思います。
大粒タイプのものでもある程度、値が張るコルクマットなら、100均ショップで売っているような小粒タイプのものより丈夫でしょう。
リビングなど大きい部屋一面に敷き詰めた時に、落ち着いた風合いや均一感を求めるなら、小粒が断然おススメです。