猫と花粉症

猫の花粉症を予防するのに役立つ床材

 

猫にも花粉症があるって、ご存知ですか?

花粉症はアレルギー反応の一つです。人間と同様、ネコちゃんもくしゃみや鼻水、目のかゆみが起こることがあります。

 

それに加えて皮膚疾患や目やにが出たりすることもあります。

年齢的にいうとだいたい2歳以上の仔が花粉症になることが多いようです。

 

風邪をひいたときもそうですが、猫は自分で鼻をかんだり薬を服用したりできませんから花粉症になる前に予防してあげたいですよね!

アレルギーは、それを引き起こすハウスダスト(ダニ、ほこり、カビ、花粉)が空中に舞いあがり、それらを吸い込むことで症状が出てしまいます。

 

フローリングは表面がつるつるしているので、歩くたびにほこりなどが空中に舞い上がります。

ところがコルクマットを敷くと、コルクの表面のざらつきがアレルギー物質が舞い上がりを抑えてくれるので、ハウスダストを吸い込みにくくなります。

 

 

猫の花粉症予防とその対策5つ

 

猫を外に出さない

 

猫を外飼いしている人は、花粉症から守るのは難しいでしょう。

できれば飼い始めた時から「完全室内飼い」するのが望ましいのですが、外飼いのネコちゃんを室内飼いにするにはちょっとした工夫が必要です。

 

猫が部屋の中でもストレスを感じなくて済むように、飼い主がおもちゃを使って遊んであげるなどでストレス発散と運動不足を補います。

猫は一日5分でも、一緒に追いかけっこしたり狩りを想定した遊びをしてあげるとストレスを感じることが少なくて済みます。

 

外に出さなければ交通事故に合ったり、喧嘩して怪我をしたり病気をうつされたりする心配もなくなります。

 

空気清浄器・加湿器を置く

 

アレルギー体質の方や寒い日に窓を開けて換気はできないでしょうから、ここはひとつ、空気清浄に頼りましょう。

 

室内には花粉、カビ、ウィルス、超微小粒子など汚染物質が停滞しやすくなります。

部屋の隅において扇風機やエアコンを併用し、空気を循環させて使います。

 

エアコンの対角線上に設置しておくと空気の流れがスムーズに起こって効果的。

また、花粉が室内に舞い散らないよう加湿器を併用するのもさらに花粉除去に効果があります。

 

花粉は窓から侵入するだけではなく、人が外から服や髪の毛につけて運んできます。

帰宅したら外でコートや髪の毛の花粉を払い、できれば玄関にも空気清浄器を置きましょう。

 

これで玄関から侵入した花粉をシャットアウトできます!

 

被毛をきれいに保つ

 

部屋の浄化や掃除をしても、猫の体に花粉が付いていることもあります。

猫はこまめにグルーミングをしますので頻繁にシャンプーする必要はありませんがブラッシングをして、花粉を体から落としてあげましょう。

 

体に花粉が付いていなければ、グルーミングの時に一緒に花粉を舐めてしまうこともなくなりますよね!

気を付けなければいけないのは、シャンプーのし過ぎです。

 

過度にシャンプーすると皮膚が乾燥し皮膚炎を起こすこともありますので、月に1回、または隔月に1回程度で十分だと思います。

ちなみに日本猫とアメショーを比べてみると、アメショーのほうが脂性体質といいますか、日本猫より被毛がペタペタしてくるようです。

 

真冬は別として春から秋にかけて、この子たちは大体、月に1回のシャンプーをしています。

 

窓を開けない

 

暖かくなってくると外の空気を入れたいものですよね!

でも、花粉の飛ぶ時期は控えた方がよさそうです。

 

せっかく、空気清浄器を置き、掃除をし、猫の被毛もきれいにしたのに、窓から花粉が入ってきたら、これらの努力が水の泡。

花粉が納まる時期まではエアコンを上手に使って乗り切りましょう!

 

寝具も清潔にする

 

ネコちゃんってその日の気分で好きなところに寝ますよね。

自分のベッドだったり、飼い主の布団だったり気に入った素材の上だったり・・・

 

一日のうち2/3は寝て過ごすというネコちゃんですから寝場所を常に清潔に保っておきましょう。

洗濯して外に干した時は、しっかり花粉を払い落として取り込みましょう。

 

 

花粉症になってしまったら

 

獣医さんに「花粉症の可能性が高い」と診断された場合、人間と同じようにステロイド剤や抗ヒスタミン剤を投与して、アレルギーを抑える治療をすることになります。

しかし、ステロイド剤の長期間使用は、猫の体内で副腎皮質ホルモンを作る機能を壊してしまう可能性があることから、長期間の投与はできません。

 

ステロイド剤の副作用

 

・副腎機能の低下による医原性クッシング症候群

 

ステロイドが過剰摂取されると肥満、脱毛や皮膚が薄くなり、おなかが垂れ下がり筋肉が萎縮するといった体質の変化がみられることがあります。

副腎ホルモンのバランスが崩れると、水分調整がうまくできずに水をたくさん飲み、排尿の量や回数が増え、食欲が増進されることもあります。

本来、ねこのおしっこは濃縮され、量が少ないものですから、これが薄くなり量が増えるというのは本来の状態ではないといえます。

 

・アジソン病

 

もともと体の中で機能していた副腎ホルモンが、ステロイドを長期間投与することで

必要以上に体内に入ってくることで、副腎機能の低下をまねきます。

 

副腎が萎縮し、機能を停止させてしまうのです。

副腎の機能が停止しているのにステロイド剤の投与をやめると、アジソン病を発症してしまいます。

 

アジソン病・・・副腎から分泌される副腎皮質ホルモンの低下により次のような症状を引き起こす。

・元気がなくなる

・食欲不振

・身震い

・下痢

・嘔吐

・体重減少

・水を今まで以上に大量に飲む

・尿の量や回数が増える

・運動するのを嫌がる

 

・糖尿病を誘発する

 

ステロイドは体内で糖新生を促し、インスリンの働きを弱め血糖値の上昇を招きます。

 

ステロイドの副作用

 

・消化器症状が出る

 

ステロイドによって胃の粘膜の保護材が少なくなるため、胃や十二指腸潰瘍を引き

起こすことがあります。

 

猫はよく嘔吐する動物ですが、それまで以上に吐いたり下痢したりすることがあります。

 

・感染症にかかりやすい

 

ステロイドは免疫機能を抑制し、抗炎症作用を持つため感染症にかかりやすく、外相など

による傷の治りも悪くなります。

 

ステロイド投与の注意点

 

ステロイドは副作用の多い薬です。猫の病気の診断が確実でステロイド治療が有効で

あることが確実であるなら、獣医さんとよく確認しながら投与の量や期間を決めてください。

 

病気改善のために使用するステロイドは高用量のステロイドを短期間使用して、用量を徐々に減らしていく方法が理想的です。

副作用も多い薬ですが、用法用量を守れば治療に効果的でもありますので、慎重に使用することをお勧めします。

 

まとめ

 

人も猫も花粉症の季節はつらいものです。
この時期、外出時にマスクや眼鏡、帽子をかぶって花粉症対策するのは大切ですが、家の中で過ごすネコちゃんも外から入ってきた花粉を吸い込まないように気を付けてあげましょう。

 

この時期、窓を開けっぱなしにしない、外から帰ったらコートについている花粉やホコリを落とす、こまめに掃除機で花粉を吸うという対処が、結局は花粉症を発症させないための方法といえます。

 

フローリングなどは、歩いただけで花粉などハウスダストが舞い上がります。

コルクマットを敷いて、花粉が足元にあるうちに掃除機で吸って、部屋の中を清潔に保って花粉症の予防に努めましょう。

 


同ジャンル関連ページ