以外!? 新婚さんのベッドは「シングル2つ」がいい理由
新婚家庭の寝具選びにお悩みの方、いらっしゃいませんか?
「二人で寝るんだからダブルベッドやクイーンサイズ、またはキングサイズを」とお思いのあなた!
ちょっと待ってください。
確かにクイーンサイズやキングサイズは幅が広いです。
二人で並んで寝ても十分、余裕がありますから、多少お相手の方の寝相が悪くても蹴飛ばされることもないかもしれません。
特に仲の良いカップルの場合は離れて寝たくないですよね。
しかし、ちょっと考えてみてください。
多くの先輩ご夫婦に伺うと「最初はキングサイズベッドでよかったけど、シングルベッド2つのほうが寝心地がよく、ぐっすり眠れる」ということでした。
それにお子さんが生まれた時や引越しのことを考えると、安易に大きいサイズのベッドを選んでしまうと、失敗した!ということにもなるのです。
折角買ったベッドも搬入の問題で持っていけなかったり、生活時間帯のズレなどで同じベッドに寝るのに不具合が出たり、相手が風邪を引いているときなどのことを考えると、安易に「大きいベッドのほうがいい」とはいえなくなります。
ここでは、新婚でもシングルベッド2つを使ったほうがいいメリットとデメリットについて詳しくご紹介したいと思います。
目次
【シングルベッド2つを使用したときの8つのメリット】
ゆったりしたスペースがある
よく勘違いされることですが、ダブルベッドはシングルベッド2台分の幅はないということです。
シングルベッド2台分の幅があるのはキングサイズのベッドになります。
ビジネスホテルなどに泊まってみるとよくわかると思いますが、ダブルベッドって思っていたほど広くないんですよね。
ご参考までにそれぞれのベッドの大きさを記載しておきますね。
メーカーによって多少の違いはありますが、ここでは大まかな目安としてご紹介します。
・セミシングル 幅80~85cm x 長さ 195cm
・シングル 幅90~100cm x 長さ 195cm
・セミダブル 幅120cm x 長さ 195cm
・ダブル 幅140cm x 長さ 195cm
・クイーン 幅160~180cm x 長さ 195cm
・キング 幅180~200cm x 長さ 195cm
日本人男性の平均肩幅は年齢や体格によっても違いますが、大体43cm~47cmくらい、女性の場合は40cm~42cmくらいになります。
ベッドでゆったり眠るために必要なのは左右それぞれ20cmあると言いといわれていますから男性の場合、幅100cm位が理想です。
ダブルベッドに二人で寝るにはちょっと狭いことがわかっていただけると思います。
シングルベッドなら平均的体格の方であれば、ゆったり眠れるスペースが確保できますよね。
マットレスや掛け布団を選べる
ベッド選びで重要なことの一つにマットレスの硬さの違いがあります。
たとえば腰痛持ちの方とそうでない方の場合派はもちろんですが、そうでない場合にも好みの違いがあります。
ダブルベッドなどではどちらかの好みに合わせる必要がありますが、シングルベッドならお互いの好みのマットレスを選ぶことができます。
睡眠時間の違いに対応できる。
お二人の就寝時間や起床時間にズレはありませんか?
ベッドに入るとき、朝起きたときに相手の動きで目が覚めてしまうことはよくあります。
夜中にトイレに行く場合も同じで、ちょくちょく起こされていては十分な睡眠時間がとれなかったりします。
これが毎日継続的に起こると精神的に参ってしまいます。
特に一人暮らしが長かった方など、誰かと一緒に寝るだけで目が覚めやすくなるというのもよく聞く話です。
シングルベッドにそれぞれ寝ていれば、少なくともベッドの振動で起こされることもないのではないでしょうか。
部屋の模様替えが比較的簡単にできる
ダブルベッドやそれより大きいベッドを設置すると、自分たちでレイアウトを変えるのが大変です。
他の家具は動かせてもベッドの位置はそのまま、なんてことになってしまいます。
その点、シングルベッドなら比較的簡単に移動ができます。
ベッドとベッドの間を開けて、ホテルのツインルームのようにすることもできますし他のお部屋に1台を移動させることも可能です。
搬入搬出に気を遣うことが少なくなる
大きいベッドや家具を新居に運び入れたり、搬出したりすることを考えると、入りきらなくて諦めなければならないこともありますよね。
ベッド自体はパーツを分解して搬入、搬出も出来るでしょうが、マットレスの場合はそうもいきません。
特にマンションなど共同住宅のエレベーターにマットレスが入りきらない、階段の幅が狭くて通せないなんてことも起こるかもしれません。
ピアノのようにクレーンで吊って窓から搬入搬出できればいいのですが、それも高層階の場合などは無理です。
寝具の洗濯やベッドの下の掃除が簡単
クイーンサイズやキングサイズの場合は特に、シーツの交換が結構大変です。
布団から外すのは簡単ですが、洗濯したシーツに布団を入れるときに意外と手間取ったりします。
うちでは、シーツを裏返してベッドの隅に置き、掛け布団をクルクルっと丸めて傍におきます。
裏返したシーツの一辺に丸めた布団の端っこをあわせて、シーツで布団を巻き込みながら入れていくと、比較的簡単に出来上がります。
このコツを知るまではシーツの四隅と布団の四隅を合わせて、ループを結んでいたのですが、どういうわけか、布団が一部裏返ってしまって、やり直し!なんてことがよくありました。
また、洗濯したシーツを干す場所にも困ります。
幅がありますから、物干しいっぱいに広がって、他の洗濯物が干せないことが多いです。
その点、シングルベッドのシーツならこういった問題もなく、スムーズにシーツ交換や天日干しができます。
また、フロアタイプでないシングルベッドなら、ベッド下の掃除も比較的簡単です。
掃除機のノズルやモップも奥まで届きますから、いつでも清潔に保てます。
夫婦喧嘩して一緒に寝たくないとき
新婚さんでも熟年夫婦でも喧嘩して口もききたくないときってありますよね。
そんな時、ダブルやクイーンなど一つのベッドで寝るのも気分的に良くありません。
無理に一緒に寝たところで、返って関係性が悪化することもあるでしょう。
別に寝室代わりになるお部屋があればいいですが、そうでない場合は困ってしまいます。
また、喧嘩でなくても寝相の悪い相手から掛け布団を取られてしまうこともあります。
それなら最初からシングルベッドでそれぞれが自分の掛け布団で寝られるほうが便利です。
相手が病気になったとき
相手が風邪を引いて咳き込んでいる、くしゃみが止まらない場合など、真横に寝ているとうつされるのが心配です。
また、シーツや布団を汚してしまうと真夜中に洗濯しなければならないかもしれません。
そういったことを考えると、シングルベッド2つで寝るというのは、意外なところでメリットがあるといえるでしょう。
【シングルベッドを2つ置くときのデメリット】
ダブルベッド1つを置くより、広い場所が必要になる
前述したように、ダブルベッドはシングルベッドの2倍の大きさがあるわけではありません。
シングルベッドの幅90~100cmに対して、ダブルベッドは140cmくらいです。
シングルベッドで寝たほうがゆったりと休めますが、2台並べるとなるとダブルベッド以上の広さが必要になります。
シングルベッドを2台置くには寝室の広さは6畳以上は欲しいところです。
仲のいいカップルは別々のベッドに寝たくない
新婚当初はラブラブで、片時も相手と離れていたくないものですよね。
それが永遠に続くわけがないとは思っていても、その時期は「同じベッドに寝るのが当たり前」と思ってしまうものです。
そんな時期だけでも、二人一緒のベッドに寝たい場合はシングルベッドでそれぞれが寝るのはさびしいかもしれませんね。
シングルベッドを2台くっつけた時の隙間
同じ種類、同じサイズのシングルベッドを2台並べてくっつけても、ベッドとベッドの間には隙間が出来てしまいます。
見た目に良くない上に、間にホコリが溜まりやすくなります。
また、将来赤ちゃんが生まれて3人で寝るときには赤ちゃんがご両親の間に寝るわけですから赤ちゃんが隙間にスッポリ入り込んでしまうかもしれません。
シングルベッド2台をくっつけると、こんなデメリットがあるのですね。
【シングルベッド2台をくっつけた時のデメリット解消方法】
実は、2台のベッドのフレームを専用金具で留めて1台のベッドのように使うことができる「連結ベッド」「ジョイントベッド」があります。
専用の金具で留めているので、2枚のマットレスの間の隙間はできますが、ベッドとベッドの隙間はなくなるので、間に赤ちゃんや子供がスッポリ入り込んでしまうことはなくなります。
この専用金具は取り外しもできるので、将来、ベッド1台1台を独立させて使うことも可能です。
新婚当初は連結させ、赤ちゃんが出来たら3人で寝て、子供が成長したらベッドを独立させて
ツインルームのようにしたり、子供用に1台を譲ったりすることもできます。
この連結ベッドですが、シングルとシングル、シングルとダブル、ダブルとダブルなど用途に応じて様々なバリエーションで使うことができる便利なベッドです。
【まとめ】
新婚カップルのベッド選びで、どんなサイズのものを選んだらいいのか迷っている方は多くいらっしゃいます。
ベッドは家具の中でも大きく、値段も高いので、簡単に買い替えが出来ませんからなおのこと、慎重になってしまいますよね。
まずは寝室の広さ、二人の生活時間帯の違い、将来の家族設計などを考えて無理やりダブルベッドやキングベッドを購入するのではなく、お二人にとってベストな選択をしていただけたらと思います。
シングルベッドを2台並べるにしても、「連結できるベッド」もあります。
同じ寝室に2台並べるにあたって、ベッドとベッドの間の隙間が気になるようなら、こちらの連結ベッドもおススメです。
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